宇宙をのぞいちゃうゾ

ブラックホールの見識・一気に逆転か?!!

ブラックホールは悪い評判を得ています。惑星や星を貪り食う空腹のモンスターと見られています。けれどもハッブル宇宙望遠鏡は、ブラックホールは星を破壊するのではなくむしろ星の作成を促進するという新しい証拠を発見しました。

ブラックホールから臍の緒のように伸びているガス流が、明るい星の生成領域の密度が高い部分に激突している画像をハッブルはキャプチャしました。

矮小銀河(数十億個以下の恒星からなる小さな銀河)にも大きな銀河にある超巨大ブラックホールと同じようなブラックホールがあるのでは?と天文学者は議論してきました。

宇宙時間の経過で小さくなった矮小銀河の研究が進めば、超巨大ブラックホールの最初の種がどのように形成され、宇宙の歴史の中で進化してきたのか、その手がかりを見つけるかもしれません。

ブラックホールは星の彼岸なのではないかしら?と言うのは私の勝手な臆見。(≧∀≦) 

星団への飛行 ウェスタールンド2

巨大な星団ウェスタールンド2は、りゅうこつ座の方向、2万光年の距離にあるガム29という星形成領域の中にあります。画像右上に見えているのが、およそ3000の星からなるウェスタールンド2です。この星団の年齢は約200万歳。星団の星には、これまでに発見された中で最も明るく、最も高温で、最も質量の大きな星がいくつか含まれています。

宇宙望遠鏡は1923年に提案され、ハッブル宇宙望遠鏡が1990年にようやく打ち上げられたのです。2015年、その25年目を記念して公開されたウェスタールンド2の画像で、この可視化は科学的に合理的な解釈を意図しており、モデル内の距離は大幅に圧縮されています。

なんてビューティフル!宇宙の神秘の前に圧倒され、「浮世は一分五厘」と思えてしまうけれど、ダンテは『神曲』に書き記しました。「願はくは汝の祈りによりて浮世一切の雲を彼より拂(はら)ひ、かくして彼にこよなき悦びを現はしたまへ」

ハッブルの30周年記念で公開されたイメージ

ハッブル宇宙望遠鏡は1990年4月にスペースシャトル「ディスカバリー」号で打ち上げられました。それは宇宙飛行士によって宇宙で維持されるように設計された唯一の望遠鏡でした。これまでに幾度も望遠鏡のシステムを修理し、アップグレードし、交換がなされてきました。

ハッブルは宇宙の年齢、宇宙の膨張、ブラックホール、可視波長画像の拡張、太陽系の発見、超新星の再現、天の川の質量と大きさなど重要な発見をしてきました。本当にグレイトです!

そして一か月前の2021年12月25日、ハッブル宇宙望遠鏡の後継ともなる大型の宇宙望遠鏡、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が打ち上げられました。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡

2021年12月25日に打ち上げられました。ミッションは138億年前の宇宙誕生から50万年後の様子に迫り、最初に生まれた恒星を見つけることです。そんなことできるのでしょうか!?そして地球以外に生命はあるのか。

ガリレオが覗いたように、望遠鏡はレンズが命です。ガリレオは、望遠鏡というものが発明されたことをいち早く聞きつけ、すぐに自分で2枚のレンズと筒を組み合わせ、20~30倍率の望遠鏡を作り上げました。1608年のことです。そして翌年、月に山や谷があることを発見し、翌々年には木星に4つの衛星があることを発見したのでした。

ガリレオからおよそ400年後、光や赤外線を集める直径6.5メートルもの鏡を持ったジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が実際の宇宙に向かいました。月より4倍も遠い地上150万キロメートルの場所に打ち上げられたのです。

ジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡の打ち上げ直後の数時間から数日間は、地上のエンジニアが遠隔操作で複雑な一連の展開を指揮することになります。このアニメーションは、これらの展開のための公称シーケンスを示しています。

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