立春の幸せを招くアレンジメント

女性は花の象徴ですが、ご自身を花にたとえたら、あなたは何の花でしょう?

立春の花々

世界で最も愛されているのは、バラでしょうか。日本の花と言うと、天皇の象徴としては菊ですが、広く親しまれるのは桜でしょうね。もっと遡ると梅になるのでしょうか。それも白梅でした。中国から流入した奈良時代より貴族の間で流行しはじめたのが、花を愛でる習慣の始まりだったと言えます。

さて、わたしは花を買うときは、早朝に大田市場に行くのですが、年が明けると早速に桜が出始めます。次々にいろいろな種類の桜が出てくるのですが、新春一番は啓翁(けいおう)桜です。

今回のアレンジメントは、その啓翁桜とチューリップ、ストック、バラ、コデマリです。

御三方へのプレゼントとして花材を揃えました。特別な就任を祝うのが今回のメインとなるので、華やかで明るく楽しい大きなアレンジに作ります。高さは70センチほど、幅は60センチほどになることを想定しながら作り込みます。

市場では一束10本の束売りで、一本ずつ買うことはできません。少し余りが出るように余裕を持って仕入れるので、残った花は家に飾って、福のおすそ分けにあずかります。

やはりプレゼントにはバラが入っていると、受け取った方はとても喜ばれます。

立春のフラワーアレンジ

バラは、ホワイトと淡いアプリコットカラーの2色です。

桜もバラ科です。枝物は丈を大きく飾りたいときには重宝します。啓翁桜は枝が細いので、花が咲き終わって片付ける際、面倒になりません。

ユリ科のチューリップも大好きな花のひとつ。シーズンが冬だけと限られているのでなおさら愛しく感じられます。ピンク系2種。春を招く黄色。大振りなメントンはサーモンピンクとクリーム。

メントンを初めて見たのは、今から35年くらい前のヴェニスのフラワーショップでした。それからしばらくして日本の花店でも売られるようになりました。わたしの一番好きなチューリップです。

ローマのメントンが生けてあるあるドレッサー
一輪だけヴェニスからローマへ伴し、くたびれたメントン(チューリップ)
メントン(チューリップ)
残り物には福がある

白いストックがボリュームを出してくれました。顔を近づけるとフレッシュでクールでスイートな香りが清々しい気分にしてくれます。

コデマリはバラ科です。可愛らしいです。細い枝がアーチを描いて広がりのある空間を作り出してくれました。

ラッピングした立春のフラワーアレンジ

ご自宅に届けるのでなければ、お持ち帰りいただくのに重すぎることのないよう、オアシス(吸水スポンジ)の水はたっぷり過ぎず、少なめにしておきます。

パラフィンを広げて中央にアレンジした花を置き、底から上まですっぽりと全体を包み込みます。

そして両脇をそれぞれ3~4箇所ずつホチキスで止めます。セロハンテープで止めると、剥がしにくいですし、テープが指紋で濁ってしまうので、ホチキスだと一人でも簡単にできておすすめです。

リボンはお祝いなので赤にしました。ラッピングのトップに細いサテンのリボンを蝶々結びにして裾まで長くたらしました。

紀尾井町プリンス
宴席は紀尾井町プリンスでお鮨でした!贅沢満喫のひと夜でした!

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