あなたに届けたい・・・さくら

桜のアレンジメント

あなたに届けたい・・・さくら。

桜の季節が近づくと、日本に住んでいる人は誰もが嬉しい予感を胸につのらせます。日の出・日の入りの時刻もどんどんと延び、陽光も日増しに強まって、日中の風はもう冬とは違います。春が来たのだなあと感じつつ、懐かしい日々までが思い起こされます。

街の道路沿いの花壇に、黄色や紫のパンジーや赤いチューリップ、白いスイセンが植えられているのを見ると、小学校に上がった頃の気持ちが蘇ってきませんか。重いランドセルを背負って通った道の端に咲いていた花たちのことや、休み時間に校庭の花壇を眺めて親しんだことなど。

時折、今も思い出すのが、初めての遠足で横浜の氷川丸に親同行で行った春の日の記憶・・・。その日は、昼下がりに山下公園で母とレンゲソウを摘んで花輪を作りました。のどかな母との楽しく穏やかなひと時が、脳裏に蘇ります。思い出す度に、幸せな気持ちで満ち溢れるのです。

そうした喜びの春を迎えた今回は、お誕生日の花をアレンジしました。

大田市場へ行くと、一番最初に目に飛び込んで来たのが、みごとな白いアジサイでした。アジサイはこの10年以上、一年中、出荷されている人気の花です。季節感は乏しいのですが、大振りなのでボリュームを出すことができます。水が下がってきたときの対処法は、茎を数センチ切ってから水風呂に入れます。するとまた元気に復活してくれます。浸けておく時間は、元気にピントなるまで。また水が下がってきたのに気がついたら、早めに行うのがよいのです。そうすると蘇ったとき、花弁の縁の周りが黒くならずに済みます。

花は繊細なので、数日しか持たないものも多いので、経済観念も働かせて考えると、選ぶ種類が決まってきてしまうのが残念です。

アジサイの水風呂
アジサイの水風呂

お誕生日は、KEN氏と姉の古希祝いです。あと、月一の墓参り用。

桜とチューリップとアジサイ
チューリップ
月一の墓参りで開運!

KEN氏は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患っています。重篤な筋肉の萎縮と筋力低下をきたす神経変性疾患で、運動ニューロン病の一種です。有効な治療法は現在、確立されていません。

日本での発症率はおよそ10万人に1.1~2.5人です。れいわ新撰組の船後靖彦参議院議員が疾患していることから、わたしたち一般の知識にも及ぶようになりました。

イギリスの著名な理論物理学者スティーヴン・ホーキング博士もALSでした。博士の場合、意思伝達は、アイトラッキングによる重度障害者用意思伝達装置を使用し、スピーチや会話はコンピュータプログラムによる合成音声で行っていたそうです。

船後参議院議員の場合は、筋力が残っている噛む力を利用して文書を作成します。チューブを口にくわえ、歯で噛みながら、国会の質疑文を作っています。

知人の御子息のKEN氏には、お目にかかったことがありません。そうしたこともあって、花選びで迷いました。大田市場に並ぶ卸の通りを何度も行き来しているうちに、時期的に桜が何種類も出てきているのが気に止まりました。「そうだ、桜にしよう。きっと見ることもままならない状態なので、桜花を恋しく思われていることだろう」と閃きました。

選んだ桜は吉野桜です。チューリップは、ミストレス・カリー・トレゾールの3種。トレゾールはフランス語で宝物の意味です。

桜とチューリップとアジサイのアレンジメント

お持ちするのに環状7号を運転していると、左手の一本道の道路の突き当たり、よく晴れた空の下に富士山が見えました。良いことがやってくる予兆のような気がして、清々しい気分です。

富士山と桜
こうした風景が見られるのも、もうすぐ

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